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第27話

366 名前:ガヤ ◆j/WWhy1z.Y :2005/04/03(日) 17:45:03 ID:uE8eWZex
某日、僕のPCにメールが届いた。
送信者は父である。

       ∧_∧     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      (´∀` )  < お、メールが来てる
      ┌――┐)___ \____________
   / ̄|.WIN98.|ソ/  /|
 /   ======/ / |
 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| .   |
 |              |  /
 |              |/

367 名前:ガヤ ◆j/WWhy1z.Y :2005/04/03(日) 17:45:31 ID:uE8eWZex
       ∧_∧     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     煤i´д` )  < えっ・・・
      ┌――┐)___ \____________
   / ̄|.WIN98.|ソ/  /|
 /   ======/ / |
 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| .   |
 |              |  /
 |              |/


内容はとてもシンプルだった。

「叔父さんが倒れた、すぐ帰って来い」

あまりにも簡潔すぎて逆に不安になった。

368 名前:ガヤ ◆j/WWhy1z.Y :2005/04/03(日) 17:46:13 ID:uE8eWZex
慌てて実家に電話をかけたが、誰も出ない。
父に帰る旨のメールを返信し僕は家を出た。

|. ___               ___            
||__|_______|__|_________ .
|. _______________________|
|               ______       ___. |
| ______. _. | ._. | ._. |     | ._. ||     ガタンガタン
|. .‖ ̄ ̄ ̄ ̄‖|||||||||     |||||           ガタンガタン
|. .‖____‖|||||||||     |||||
|. .‖. ∧_∧ .‖|||||||||     |||||
|. .‖( ;´д`)‖|||||||||     |||||
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.  ̄. | . ̄. | . ̄. |     | . ̄. ||
|                 |    |    |     |    ||
|                 |    |    |     |    ||

なぜだろう。
いつもと同じ電車が、遅く感じる。

369 名前:ガヤ ◆j/WWhy1z.Y :2005/04/03(日) 17:46:48 ID:uE8eWZex
途中で親方の事を思い出し、車両の連結部分で電話をする。
叔父が倒れた事。
自分が実家に帰る途中である事。
そして、しばらくバイトを休ませて欲しいという事。

    ∧,,∧ D 
   ミ ゚Д゚ミD  _  ワカッタ
   ミ つ  ,,ミヽ/@ヽ  キヲツケテナ
  〜ミ   ミ ] ̄ ̄ ̄[
     U''U  ]二二二[

親方は心配そうに「こっちは大丈夫だ、気をつけてな」と言った。
今思えば急な電話にも関わらず、よくOKしてくれたと思う。

370 名前:ガヤ ◆j/WWhy1z.Y :2005/04/03(日) 17:47:14 ID:uE8eWZex
電話を終え、車両に戻る僕。

   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
  | ⊂⊃  (〇〇)[設楽場]|
  |┏━━┯━━┯━━┓|  
  |┃    |    │   ┃|  ガタンガタン
  |┗━━┷━━┷━━┛|       ガタンガタン
  |──────────|    
  |──────────|    
  | 〇          〇 |    
  |__________|     
   │   │[=.=]|    |   
   └──┴──┴──┘    
     /       \      
    /          \
   /            \
  /             \

やはり電車の進みは遅かった。

372 名前:ガヤ ◆j/WWhy1z.Y :2005/04/03(日) 18:26:35 ID:uE8eWZex
電車は次第に都心を離れ、風景の中に木々の姿が目立つようになってきた。
しかし地元はまだ遠い。
    _______________
    |______________|
    | /        // |  //     /  | ガタタン
    |          |           . |
    |_.   ∧∧    |     ∧_∧」    ガタタン
   //!  (  ,,) .   |     (     .)\
  //  |ニ/,, ⊃二二二二二⊂   ノ \\
 ||||    |~て ) _)        (⌒   〇  ||||
 ||||  ./  (/ ∪______し ̄ \ ..||||
 ||||/   /            \   \||||
 |||| ̄ ̄||||              |||| ̄ ̄..||||

焦る気持ちを抑えつつ、僕は叔父さんの事を思い出していた。

373 名前:ガヤ ◆j/WWhy1z.Y :2005/04/03(日) 18:27:22 ID:uE8eWZex
僕の叔父さんは言ってしまえば「変な人」だった。


  ∧∧
 (゚∀゚ ) オレノケツヲナメロ!
  ⊂  ヽ   
   〉 ノノ~ 
  ∪∪   


普段は物静かな人だが時折とんでもない事をする。

374 名前:ガヤ ◆j/WWhy1z.Y :2005/04/03(日) 18:28:46 ID:uE8eWZex
昔、地元に大雪が降った事がある。
歴史的降雪量とかで新聞記事にもなった。

 .. .. . ... .::::.. . . .:: : :.. . ...    ::: :::.. ... .. .. . ..
. ... ..::. .. . .. . .. .::::: :: :. ''"'"~'''`'‐.、
''"'"~'''.、;:'‐.、''"'"~'''   `''"'"~'''  ..:,:.:.、;:.`'‐.、
:、 ,:._,.-'' ::''"'"~'''´;.               " ``'‐.、
...::::::..゚     _,,__ノ.                    `丶、
''"'"~'''''"                  ::''"'"~'''´;.   ´`:、;...:::::::'''"´丶、
                         _,,__ノ.''"      ; .,:. _,,__ノ.
                                  `  `'‐.、 ::::::.......゜,:.:.、;
..     _,,__ノ.',                                  ,.''"''"'"~'''´;..
.,,:',,.''"´ ..:              ::''"'"~'''´;.                        ``'‐.、
゚ ...                                           ,:'_,,.''"´ _,,__ノ.'
.''"'"~'''゚ '_,,.''"´:...... ...:::::                                       `丶、
_,,.                      ''"'"~'''          ::''"'"~'''´;.    :''"゚;:''''"'"~'''_,,__ノ.'゚
 _,,''"'"                          ::''"'"~'''´;.              __ノ~''',,__ノ.'`丶、

そんな中、叔父さんは何をしていたか。

375 名前:ガヤ ◆j/WWhy1z.Y :2005/04/03(日) 18:29:25 ID:uE8eWZex
 .. .. . ... .::::.. . . .:: : :.. . ...    ::: :::.. ... .. .. . ..
. ... ..::. .. . .. . .. .::::: :: :. ''"'"~'''`'‐.、
''"'"~'''.、;:'‐.、''"'"~'''   `''"'"~'''  ..:,:.:.、;:.`'‐.、
:、 ,:._,.-'' ::''"'"~'''´;.               " ``'‐.、
...::::::..゚     _,,__ノ.                    `丶、
''"'"~'''''"                  ::''"'"~'''´;.   ´`:、;...:::::::'''"´丶、
                         _,,__ノ.''"      ; .,:. _,,__ノ.
                    :;:''∧~'´;.            `'‐.、 ::::::.......゜,:.:.、;
..     _,,__ノ.'           l|( ゚∀)llズボッ              ,.''"''"'"~'''´;..
.,,:',,.''"´ ..:              ::''"'"~'''´;.                        ``'‐.、
゚ ...                                           ,:'_,,.''"´ _,,__ノ.'
.''"'"~'''゚ '_,,.''"´:...... ...:::::                                       `丶、
_,,.                      ''"'"~'''          ::''"'"~'''´;.    :''"゚;:''''"'"~'''_,,__ノ.'゚
 _,,''"'"                          ::''"'"~'''´;.              __ノ~''',,__ノ.'`丶、

近所の空き地に積もった雪の山に隠れていたのである。
どうやら誰かが通りかかったら驚かすつもりだったらしい。

叔父さんはそこで二時間待った。

376 名前:ガヤ ◆j/WWhy1z.Y :2005/04/03(日) 18:30:45 ID:uE8eWZex
そして肺炎に掛かり、病院に運ばれた。
         _____________________
         |
         | 雪山に埋まってたぞゴルア!
         |  _____________________
         |  / ⊆ニ(二(ニニ⊇――――'        (●ヽ
         | / ̄ ̄ ̄ ̄                      ヽ
       /| /______________________ヽ
      ,/ ̄V ̄ ┏━, / ̄ ̄ ̄|| ||. ̄ ̄ ̄ ̄ |||  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄...| |
     ,/ ∧ ∧. i┸i //  ∧∧ || / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    _.,/. (゚Д゚ ) | :::|//  (゚Д゚;) < 街中で遭難?
   |/,,,,,へ⊂ ヽ  .//  ,/  ノ/ ||\______________
  ,/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄//|_/ ̄ ̄ ̄|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
  |~ ゜ ̄゜ ̄ ̄ ̄~~| ̄ ̄   =。|┃       |━━━━━...............|
  |______: |,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,|,,,,゜,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,|,,,地元平凡病院,,,,,[|
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 |====== ;...........|  /,  ̄ヽ |~~|.        |  /,  ̄ヽ |     {|
 ヽニ[_]ヾニニヽ''''''|―-|.(※)|':|''''|.'''''''''''''''''''''''''''''|''''''''|.(※)|:|'''''''''''''''''/
     ゞゝ三ノ ̄ ̄ ̄ ゞゝ_ノ ̄ ̄ゞゝ三ノ ̄ ̄ ̄ ゞゝ_ノ ̄ ̄ ̄ ̄

祖父は怒り、父は笑い、母は泣いた。
そこらへんの混乱は残念ながら割愛させて頂く。

とにかく僕はこの「変なおじさん」が好きだった。
(続)

377 名前:ガヤ ◆j/WWhy1z.Y :2005/04/03(日) 18:37:31 ID:uE8eWZex
続きはまた後日という事で。

ではまた。

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